ルート配送や、ルート営業と聞くとどうしても、ラクというイメージがありますよね?
実際にボクも働く前は、ラクだと思ってました。ですが、ぶっちゃけ言うほどラクな仕事ではありませでした。
ですが、とある‟コツ”を見つけてから、僕の残業時間は平均で片手ほど(1~5h)で、調子がいいとノー残で帰っています。
この記事では、ルート配送がきつい理由を説明しつつ、僕が使っているコツを紹介します。
この記事を読み終えると、いざ、転職してルート配送の仕事をはじめてから「失敗した・・・」と思う事が少なくなり、現在働いている人は効率化を進めることができるでしょう。
もくじ
ルート配送がきつい理由5選

ルート配送がきつい理由は以下の通りです。
- 給料が少ない
- 急な休みが取れない
- 仕事が忙しくて休憩が無い
- スキルが身に付かない
- 将来に不安がある
給料が少ない

ルート配送の仕事は基本的に給料が低い傾向があります。それは単純な理由で、安い会社は運んでる品物が安いんです。
特に食品小売りなどが当てはまります。
商品単価が低いと、薄利多売で数を売って勝負です。なので人件費もそこまで掛けられません。
もし、低い給与が嫌なら、食品小売りなどではなく、取り扱ってる単価の高い会社にしましょう。
急な休みが取れない
これもルート配送‟あるある”ですね。特に当日の朝に休みを言うのは、嫌がられます。
小さな子どもがいる人は入社前に確認をしておくといいですね。
ボクも急な発熱や、ギックリ腰で急に休んでしまうことがありました。
その都度、会社からは嫌な顔をされたりしましたね。
昔休んだときのことで、すっごい記憶に残ってるのですが、2番目の子どもが産まれたとき、「出産に付きそう」と言ったら
「出れないか?2人目なら出なくてもよくないか?」
と言われたときは頭に来ましたね(笑)
ちなみになぜ急に休まれるのが嫌かというと、上司が代わりに走ることになるからです。
ハイ、単純な理由ですね(笑)
仕事が忙しくて休憩が無い

これも、ルート配送‟あるある”ですね。
配送ルートによっても大きく差が出るんですが、大型連休前などはコースなど関係なくなります。
なぜかというと、休み前にまとめて購入しようというお客さんが多くなるからです。
「ウチも休みだからその前にまとめて発注しておくかー」
こんな感じの軽いノリで‟ドン!”と発注してきます
おかげで止まる暇もなく、運転しながらご飯を食べてるわけですけどね。
スキルが身に付かない
ぶっちゃけるとボクは、給料が低いことよりこっちの方が問題だと思っています。
ルート配送の仕事は、特殊な技能が必要とされていません。
せいぜい、トラックを運転するスキルくらいです。
スキルが身に付かない、誰にでもできる仕事に部類されます。言い換えると「付加価値が付けにくい仕事」になります。
その代わり、‟敷居が低い”という、メリットもあるんですけどね。
将来に不安がある
先ほどスキルが身に付かないと言いましたが、さらに問題があります。将来に不安があります。
自動運転化が導入されると、ますます付加価値が無くなり、給料が低くなると思っています。
残っている逃げ道は、さっさと管理職になることです。
このあたりは別の記事で、深く説明しているのでこちらを読んでください。
ルート配送のメリットはあるのか?
きつい理由を5選ほど紹介しましたが、ルート配送にメリットはないのか?と思いますよね?
最大のメリットはルーティンワークにしやすいことです。
つまりいったん仕事を覚えてしまうと仕事内容に関してはラクです。
突発的なトラブルが少なく、ストレスは少ない仕事だと思います。
ただし仕事内容は、その会社のルート次第で大きく変わります。
ラクなルートはとにかくラクで、きついルートはアホほどきついです。
1日に30件回って200㎞以上とかザラでありました。
ルート配送をラクにするコツ3選
ではルート配送の仕事をラクにするコツの紹介です。
コツは次の3つをすることです。
- GoogleMAPを使う
- 手袋を買う
- 配送順を入れ替える
それでは、説明していこうと思います。ですがその前に、1つだけ注意点があります。
あらかじめ、断っておきますが、完全に再現性があるわけではありません。当然ですが、僕の会社の勤務形態・配送環境・配送する品物が違うからです。
それでも、かなり参考になると思うので書いておきます。
GoogleMAPを使う

ひとこと‟神”です。もはや、使ってない人がいるのか?とも思いますが、このアプリにかなり助けられています。
とくに使えるのが「到着予測時間が表示される」ことです。
そのおかげで、残りの時間が逆算ができ、時間指定があるときは、順番を入れ替えたりするのに重宝します。
手袋を買う

配送業に欠かせないアイテムのひとつです。これも使ってない人がいるのか?と思いますが(笑)メリットは下のようになります。
- ケガ防止
- 手が汚れにくい
- グリップのお陰で疲れにくい
とメリットしかないですね
しいてデメリットあげるなら、お金が掛かるという点だけです。
でも、投資をする価値はあるのでぜひ買いましょう。
僕のおすすめはコチラの手袋です。
このタイプの手袋ひとつで全然効率が変わります!
注意点として、いぼ付き軍手だけはダメです。かならず専用品を買いましょう。
その他にもおすすめのアイテムをまとめました。
≫【未経験向け】トラックドライバーにおすすめ必須のアイテム14選
配送順を入れ替える

これは一番効果がありますが、事前の仕込みが必要になってきます。
仕込みとは、得意先によって確認が必要だったりするコトですね。では、順番に僕がやったコツを説明します。
※ちなみに大企業だと怒られると思います。うちは小さな会社なのでOKでした。
コツ①:到着時間・出発時間・滞在時間を書く
まず、運行日報があると思いますが、到着時間・出発時間・滞在時間を書いていきましょう。
1週間から2週間も書けば、サンプルは充分足りるでしょう。
そして、時間が掛かっている箇所をリストアップしておいてください。
コツ②:納品を受けられる時間を確認する
次は、納品を受けてくれる、ほかの時間を確認しましょう。いま午前中に行っていたら、午後は何時ならOKなのか?とかですね。
たいていの納品先は、この時間以外はダメとは言いません。午前中と午後の2回は受けてくれます。
聞いたらメモをしておいてください。
コツ③:同業他社の納品時間を聞いておく
もし、同業他社がある場合(たいていそうだと思いますが)は、ほかの業者の納品時間も確認しましょう。
納品に行って先に納品してたときはすぐにメモしましょう。
納品先でぶつかって、待ち時間が発生すると、タイムロスです。
このタイムロスが、多ければ多いほど、帰るのが遅くなると考えてください。
もし、ほかの業者がいなければ「前後にほかの業者さんってきてますか?」とか聞いておきましょう。
もちろん、聞けたらメモしてくださいね。
コツ④:書き出して、順番を入れ替える
もし、運行日報があればコピーしてそこに、今までメモしてきた、情報を書き込みましょう。
順番を入れ替えるときは、次のポイントに気を付けてみてください。
- 同業他社とぶつからない時間はないか?
- 時間指定がある場所に一番先に入れないか?
- 入れ替えてみて、ほかの場所の不都合はないか?
そして、書き出した順番で、一度配送してみましょう。
コツを言うと、いっきに順番を入れ替えないで、1件ずつ入れ替えるのがおすすめです。けっこう大変なんでね。
ルート配送がつらい理由まとめ
- 給料が少ない
- 急な休みが取れない
- 仕事が忙しくて休憩が無い
- スキルが身に付かない
- 将来に不安がある
ということで、ルート配送がつらい理由とコツを紹介してきました。つらいとはいえ、何かしら楽しい瞬間はあります。
例えば、受付がカワイイとか、巨乳の人がいるとか、女性ならイケメンがいるとかね(笑)
また、運転中は基本的に1人なので、オーディブルを聞いてインプットできるのもいいですね。
質問や疑問があれば、ぜひコメントをお願いします!
以上になります。最後まで読んで頂きありがとうございました。